眼の病気について
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眼の病気
加齢性黄斑変性症
加齢黄斑変性とは網膜の中心部、黄斑に異常な加齢変化(老化現象)がおこり、視力が低下する病気です。黄斑とは網膜(カメラに例えるとフィルムにあたるところ)の中心にあり、物を見るために大切な部分で、「一番見たい所」を見る場所です(図1)。                  早期に適した治療ができれば、比較的視力は良好ですが、放置すれば視力は0.1以下になってしまうことが多いようです。
[自覚症状]
視野のまん中が、ぼやける、ゆがむ、よく見えない、暗く見える、視力が低下するといった症状があらわれます。たとえばこの図のような見え方です。

[疫学]
アメリカでは中途失明の原因の1位です。日本でも急激な高齢化や、生活様式の欧米化により急増しています。2001年度の日本人50歳以上の総人口あたり加齢黄斑変性にかかっている人は43万人にのぼると推定されており、女性より男性に多くなっています。

[分類]
加齢黄斑変性症には大きく分けて2つのタイプがあります。
(1)萎縮型(非滲出型) 黄斑の加齢変化が病的に進んだ状態です。病状の進行は緩やかで、高度の視力障害はおこらないため、この時期には積極的な治療は行いません。しかし進行すると、次に示すような滲出型になり高度な視力障害を引き起こします。したがって定期検診は大切です。
(2)滲出型 黄斑の病的な加齢変化が高度に進行した状態です。脈絡膜から病的な新しい血管が発生し、網膜の方に伸びていきます。この新しい血管を新生血管といいます(図2)。新生血管の血管壁は非常にもろいため、血液成分がどんどん漏れて、黄斑の網膜の視細胞が破壊され、視力障害を引き起こします。 したがって新生血管が発生しているかどうかを知ることが重要です。


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